今までの友達は、誰もパソコンを知らなかった。
持っていないというか、どんな代物かも。
いつも自分は単独で毎日パソコンばかり。
別に何をしているかというわけじゃないけど。
動画やYouTubeがやたら楽しかった。
一番の楽しみだけど困ったことがあっても誰も聞く人がいないので、夜中じゅう調べ上げて解決させる。
ミニマリだったのでパソコンと机と衣装ケースしか持っていなく、30代の頃は家賃2万5千円のアパートに住んでいた。(東京都内)
うちにお風呂もエアコンも付いていないし、トイレも共同。
でも何も不自由は無かった。
下板橋駅から2分の好立地
Gだけはちょっとね。
ほとんど仕事で家には居ないから。
また、パソコンの話がしたい。
最近出たWindows 7を見せたくて、彼にOSを買ったから見に来ませんかとメールした。
すぐメールが届き、見に行きます、と店に来てくれた。
この時はシリアルキーなど安く売っていたので、分けようと思った。
もちろん、このシリアルキーは無料同然で手に入れた代物。
そういうことも含めて、実に楽しいものだ。
自分は仕事なんだが、彼の相手をしているだけで仕事という感覚が楽だ。



今日も来てくれる、と思うと毎日が変わってくる。
夜勤になると会えないけど、いない間でも彼の話は毎日のよう。
彼が来た日は、仕事帰りに焼き肉を全員にご馳走してくれる。

彼の休みの日、自分はお酒が飲めないけど、居酒屋に行ったりした。
大体、パソコン関連の話。
カメラも好きだったので、Sonyとか、その話ばかり。
自分の家は風呂無しアパートなので、とても招ける部屋ではないが、それでもいいと来てくれた。
彼は中々家に招いてくれないので、何故かと聞いてみたら、忙しくて掃除していないから今度、と言われ、初めて家に行ったときは、アパートでも広くて8畳あってお風呂も付いて、エアコンも付いて感動した。
ワンルームだけど、入ってすぐ目に付いたのがテレビ。
37型だった。
部屋が古いのは気にしない。
彼だけがいれば、それで。
そう、自分はもう惚れ込んでいた。
一緒にいて、こんなに楽しいと思ったことはない。
でも、あなたは。
どう思っているのだろう。
そんなに好きじゃなかったら。
早朝、仕事だと朝4時30分くらいに帰ってしまう。
家で支度するから。
レコーダーの整理をしないと録画できないから。
本当なのだろうか、
早く帰りたいから、そんなことを言うんじゃないの。
好きになってくると、彼が気になってしょうがない。
会えないと、どうしているのか、そればかり。
恥ずかしくて単刀直入に言えない。
きっと忙しいから、会えないね。
とか。
優先するもの、たくさんあるからね。
とか。
遠まわしに言ってしまう。
とりあえず、休みの日にはどこかに出かけるようになった。
おねだりした。
「どこか、行こうよー」と。
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